20周年記念行事〜青少年交換プログラム

◎2016-17年度青少年交換派遣学生プロフィール

白水 桃菜 (しらみず ももな)さん 18歳
1999年 4月6日熊本市生まれ
2003年   下関に引っ越し
2012年 4月 下関中等教育学校 入学
2016年 8月23日 出国 渡米 ニューヨーク州へ
    学校は9月7日から始まります。英語が聞き取れない、しゃべれないことにまだ驚いてます。毎日単語の勉強をしてます。
思ってた以上にホームシックで涙を流すことも多々あります。学校では、体育、音楽、クッキング、数学、心理学、保健、などの科目を選択しました。留学生なので、比較的、簡単なものを選ばせてくれました。
2017年 8月10日 帰国
  8月25日 白水桃菜さんの帰国報告の為、下関市長を表敬訪問致しました。

◎20周年記念事業〜青少年交換プログラムについて

委員長 三宅浩史

 我クラブの歴史に残る20周年記念事業を行いたいという和田会長の熱い想いから、地区青少年交換プログラムに取り組むことになりました。山口県立下関中等教育学校の白水桃菜さんをニューヨークに送り出し、代わりにMallory Ann Sheehanさんを受け入れ、一年間ホストクラブとして生活を支援し、成長を見守ることになりました。
 9か月を過ぎ、二人ともホストファミリーの優しさに包まれ同級生との楽しい生活の中で、たまにはホームシックにもかかりながらも、異国の地で様々な経験を通じて見違えるような成長ぶりです。将来は必ず国際感覚を持った社会人、母国も他の国も愛することのできる立派な大人に成長してくれるものと期待しています。


◎一年間のロータリー留学生活を振り返って

白水 桃菜

 初めの一週間は毎日泣いていました。ホームシックで立ち直れないと思ったとき、先輩や他の人に相談し、その後は立ち直ることが出来ました。
 学校生活は、正直とても苦痛でした。なにもわからない気持ちが理解出来る先生ばかりではなく「もういいよ」という様な先生が多かったです。自分が何もできないのが悔しくて学校に行くのがストレスで、毎日辛かったです。友達の会話が理解できず、輪の中に入れなかった時は、孤独感を感じていました。その時、日本ではいつも輪の中心にいたなと思い、とても日本が恋しくなりました。
 自分の英語力はこのままでは進歩しないと思い、自分から勉強を始めようと決意し、ネットでテキストを買いました。また、自分に合った勉強法は、テレビなどドラマで人がコミュニケーションをしているのを見て真似をして使い、上達することができました。今も忘れないため、英語の映画などは英語字幕で見るようにしています。
 また日本語のテレビでも英語字幕にすることで、英語を同時に学ぶことができます。海外の人のユーチューブをみるのも、英語の習得のやり方です。三ヶ月経ってやっと生活になれだしました。半年くらいたったころには、自分の言いたいことが言え、伝わるようになりました。やはり、耳から言葉が入ってくるので、聞き取りは一番早くに身につきます。その後は、自分の言いたいことを言う練習を何度もやります。積極的に話すことで、会話ができるようになるスピードが変わります。行って感じてことは、初めの英語力がどれほど乏しくても、自分の頑張る力で伸びます。
 私は、英語の力は無く、しかし自分の中で努力をしたから、ここまでの英語力に進歩したと思いました。やはり、黙っていると何も上達しませんし、日本語を使い続けるとあまり良くありません。英語がある程度話せるようになった後は、友達とも仲良くでき楽しい留学生活をおくることができました。自分の思ったことは、はっきり伝え「わからない所は聞く」の精神をもち、やっていくと良いです。また留学後は価値観も変わり、見る視野が広がりました。山口県に住んでいて普通ではみれない部分や、考えないことを自分は深く考えるようになり、「夢」も変わりました。この一年間は自分を大きく変える一年になり、このプログラムがあったから、いま、将来について大きな夢を持つことができました。もし「留学はどうだったか?」と聞かれたら「楽しかった!!」だけではすまされない大きな変化や苦しみもありましたがこの一年があったことに本当に感謝しています。


◎表敬訪問写真



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